QA-CLIの概要
QA CLIツールはPerforce QACのコマンドラインインターフェースです。
QA CLIツールは、ビルドサーバ上のビルドと、Perforce QACを統合することを目的として設計されていますが、デスクトップで使用することができます。
QA CLIツールは次の形式のコマンドラインインターフェースを備えています。
通常のバージョン管理システムのインターフェースと同様に、関連する機能は <subcommand> 1
にまとめられています。以下のサブコマンドは、「qacli -h
」コマンドで 表示することができます。
トップレベルコマンド | 概要 | 詳細へのリンク |
admin |
Perforce QACのプロジェクトと設定の管理 |
qacli admin |
analyze |
既存のプロジェクトまたはファイルの解析 |
|
auth | 結果を保管しているサーバを使用した認証 | qacli auth |
baseline |
プロジェクトのベースライン設定の管理 |
qacli baseline |
cma | CMAソリューションの管理 | qacli cma |
config | システムの設定の構成 | |
export |
設定のエクスポート |
qacli export |
help |
ヘルプ情報の提示 |
qacli help |
import |
設定のインポート |
qacli import |
log |
ログの設定と場所のカスタマイズ |
qacli log |
pprops |
プロジェクトプロパティの表示と変更 |
qacli pprops |
project |
Perforce QACプロジェクトの内容および設定 |
|
report |
解析レポートの生成 |
qacli report |
sync |
プロジェクト内のファイルの同期 |
qacli sync |
upload |
リモートシステムへの結果のアップロード |
qacli upload |
validate | Validateサーバとのインタラクト | |
view |
解析結果の表示 |
qacli view |
各サブコマンドのオプションに関する使用法の詳細を表示するには、次のコマンドを実行します。
qacli <subcommand> -h
です。バージョン情報は、-v
または、--version
のいずれかで表示できます。
多くのサブコマンドにまたがって見られるオプションは2つあります。「--qaf-project
」(または「-P
」)と、「--config
」(または「-K
」)です。
最初のオプションは、「--qaf-project
」で、短縮形は「-P
」です。 このオプションの引数は、作業したいPerforce QACプロジェクトのディレクトリへのパスになります。 このオプションのデフォルトは、「admin」以外のサブコマンドでは、現在の作業ディレクトリになります。
2つ目は、「--config
」で、短縮形は「-K
」です。 これは複数の設定をもつプロジェクトの設定を選択するのに使用されます(詳細については、複数の設定を持つプロジェクトの作成を参照してください)。